わが家のイメージを変えたいと思った時
「もっと楽しく」「もっとゆたかに」そんな家族の願いを叶える塗替え!
最適な塗替え時期 -リモデル「作り直す」とは財産保全-
アメリカの家は100年住宅と言われています。家の作りはそんなに変わらないのになぜそんなにも丈夫なのでしょうか?
それはリモデル(作り直す)を定期的にして、メンテナンスをしているからです。排気ガスや風雨、強い日差し。外壁や屋根は思った以上に傷んでいます。「ウチはまだ大丈夫!」と放っておくと傷みがひどくなり、単なる塗替えでは済まなくなり、大掛かりなリモデルが必要になってしまいます。
住宅金融公庫では、住宅のお手入れは「木・鉄3年 壁8年」と推奨しております。
これは、家の木部・鉄部は3年ごと、外壁なら8年ごとの塗り替えが、住宅の耐久力を維持する理想的な期間ということです。
【塗替え時期の目安】
部 位 |
塗替え目安 |
状 態 |
外 壁 | 10年前後 | ひび割れが発生していたり、外壁を手でこすると粉がついてきたら塗替え時期 |
屋 根 | 6〜10年 | 塗装が色あせたり、剥がれたら塗替え時期 |
鉄 部 | 3〜5年 | サビが発生したり、塗膜が剥れてきたら塗替え時期 |
わが家の家屋診断
こんな症状を発見したら、(株)愛生堂までお気軽にお問い合わせ下さい
樹脂系上塗り塗料の性能比較
【アクリル樹脂塗料】
安価で幅広く使われていますが外部用としては
長期耐久性に不安があります。
■耐久年数 5〜7年
【ウレタン樹脂塗料】
バランスのとれた性能でアクリルより耐久性が高い塗料です。
■耐久年数 8〜10年
【シリコン樹脂塗料】
耐候性、耐熱性に優れ、ウレタン樹脂塗料よりも更に高い
耐久性があります。
■耐久年数 11〜13年
【フッ素樹脂塗料】
高耐久性が期待できる最高級な塗料です。
■耐久年数 14〜15年
【光触媒塗料】
太陽光が汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング効果で
いつまでもキレイな外観を保ちます
■耐久年数 10〜15年
塗料のまめ知識
【水性塗料は、溶剤型塗料に比べて性能が落ちるか?】
塗料には「水性塗料」と「溶剤塗料」がありますが、水性塗料は水で薄めることができる塗料、溶剤塗料は溶剤(シンナー)で薄める塗料です。現在では「塗料の水性化」が進んでいます。その理由は人体に悪影響及ぼす「シックハウス問題」に関係する化学物質VOC(揮発性有機物 トルエンやキシレン等)が溶剤塗料には約38%も含まれているのに対して、水性塗料は約2%しか含まれておらず、溶剤の臭気がない為、人体にも環境にも水性塗料は優しいからです。塗料そのものの性能は、主な材料である樹脂が決定しますので「水性だから弱い…」というのは間違いです。
重要なのは、「塗膜がどんな樹脂系の塗料でつくられるか」ということです。
【シリコン樹脂塗料って、どんなもの?】
シリコンの主な機能、性能は、安全性、低刺激性、耐久性、耐老化性、耐熱性、耐薬品性です。
シリコンは、そのような性能が要求される、口紅、アイシャドウ、シャンプー、医療飲料用チューブ、体内骨格用樹脂、新幹線・航空機・スペースシャトルの部品、航空機のモーターオイル、薬品タンク内壁など、様々な用途に用いられています。
【2種類あるセラミック塗料とは?】
「セラミック系天然石調仕上げ」とは結合材としてのクリアーのアクリル樹脂エマルションに、天然石を主体にした陶磁器質砕片や着色骨材などの無機質骨材を混入することにより塗膜を形成しているものです。
構成比はセラミック(天然石、陶磁器質砕片等)が約80%のものを樹脂で固めたものなので、見た目は天然石のような豪華な仕上になります。
「セラミック成分複合化塗料」とは、塗料の中に含まれるシリコン樹脂の分子構造はシロキサン結合(ケイ素原子Siと酸素原子Oの繰り返し構造を基本に結合しています)になっているのですが、このシロキサン結合はガラス、セラミックにも含まれる結合で、光や熱に強く化学的にも安定であることから、シロキサン結合を採用した塗料をセラミック成分複合化塗料と呼んでいます。主にシリコン樹脂塗料の事が多く、見た目は通常の塗料を塗ったのと変わりませんが長期的にみれば汚れにくく性能に優れた塗料です。
※セラミックは、その分子構造の中に有機炭素を含まない無機質です。現在では「人為的熱処理によって、所望の形で強度と特性を得た非金属無機質固体材料」と定義されています。
【フッ素樹脂塗料って、どんなもの?】
「フッ素」の特長は、「非粘着性」「耐薬品性(酸性雨に強い)」「低摩耗性(雪が滑り落ちやすい)」「耐候性(紫外線に強い)」「難燃性」などです。
塗料の世界でも、この優れた特性を活かし、外装用としてフッ素樹脂系塗料が開発され、広く実用化されています。
【防水系(弾性)塗料って、どんなもの?】
防水系塗料は、壁に塗るとゴムのように柔らかい塗膜を形成します。
このため、劣化を促進させる要素となる水や炭酸ガス等が、外壁に発生するヘアークラック(微細な亀裂)から建物へ浸透するのを抑制する効果があります。
コンクリートの建物の構造体や家屋本体をより効果的に保護するために、主として集合住宅や戸建住宅の外壁用に使われています。