外壁塗装工事の請負契約が結ばれいよいよ工事となりますが、工事を始める前に近隣の方たちへ挨拶をします。
そして、一般的な戸建住宅の外壁塗装工事は下記の様な流れで進み、天候等に左右されますが標準的な塗装工事では
2週間程度で終了します。
仮設足場設置工事
足場は工事の品質や作業性を維持し、作業員の安全性を確保するための必要な工事です。近隣に塗料などが飛び散らないよう飛散防止ネットで建物全体を覆います。
戸建住宅では通常「単管ブラケット」が使われますが、狭小地などでは状況に合わせて工夫し適した足場をかけます。
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高圧洗浄工事
外壁や屋根に付いたホコリや汚れなどは高圧洗浄(120~150Kg/m2)で洗い流します。
高圧洗浄で洗い落とせない強力なカビ、藻などは専用薬品を使用して除去します。
シーリング工事
既設シーリング材の劣化状況を判断し、劣化状況が悪くない場合は増打ちシーリング、劣化状況が悪い場合は打替えシーリングを実施致します。
シーリングが劣化したまま放置しておくと、漏水の原因になったり、下地が腐って釘が抜けてしまい、サイディングが浮いた状態になるなど、後々多額な費用がかかってしまいます。
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ひび割れ補修工事
ひび割れ幅に応じてUカット処理、エポキシ樹脂の低圧注入、樹脂モルタルの刷りこみ、シーリング材の刷りこみというように補修方法は異なります。
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躯体欠損補修工事
コンクリートの浮き・膨れ・割れ等の脆弱部分をハンマー、ケレン工具でハツリ取り清掃する。
露出した鉄筋はワイヤーブラシで錆落としを行ない、特殊エポキシさび止め塗料を塗布し防錆処理をし、樹脂モルタルにて修復する。
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外壁塗装工事
外壁塗装工事はそれぞれ機能を持った樹脂層(塗料)を塗り重ねて膜を作る工事です。各層は決められた膜厚を満たさないと期待した年数より早く劣化が始まり長持ちしません。
住宅の塗り替え工事では旧塗膜にプライマ-(新旧の樹脂層を密着させる接着剤のようなもの)を塗り、その上にトップコート(仕上げ用塗料)を2回塗りするのが一般的です。
トップコートは外部の自然環境に十分耐える樹脂で作られています。
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鉄部塗装工事
錆を残したまま塗装したのでは、いかに良い塗料を使用しても期待通りの性能寿命が発揮できません。錆を十分に除去し、サビ止塗料を塗装後、上塗りを塗装します。
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足場解体・撤去/養生シート取外し/清掃
塗り残しや、塗りムラのチェックを再度行いながら、養生(ビニールや、テープ)を丁寧にはずします。
その後、飛散防止ネットの取り外し、仮設足場の撤去、現場周辺の清掃を行います。全ての作業が終わり完成です。